銀行の担保証券スパイラルと自己資本不足

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European banks Hose and dry-The ECB fills banks with funds

ヨーロッパ周辺諸国の銀行は、国債の保有高の格付けと価値が下がったせいで、中央銀行から融資を受ける為さらに担保証券の差し出しを強いられるという、下方スパイラルに向かい今だ脆弱である。それは、ユーロ圏の国債の投資で不運にも破産したアメリカのブローカ『MFグローバル』が陥った、ある種の担保証券スパイラルである。

今、それらの銀行は資金を得ているが、大きな心配は彼らが単に蓄える以上の事をするかどうか。早期段階で、励みになるようなサインは出ていない。クリスマスの週末を経て、欧州中央銀行の残高は、記録的に4120億ユーロまで増大した。部分的には 恒例の年度末ラッシュが銀行のバランスシートを整理するが、一方他への直接の融資について神経過敏になる。

銀行はまた1月に、コアとなる自己資本の中で、欧州銀行監督機構(EBA)により課された新たなしきい値に合うよう、1150億ユーロ余分に資金を調達する方法を示すプランを提出しなけらばならない。この資本不足はすでに、銀行による資産の売却を促し、それは株主よりむしろ彼らのバランスシートを縮小しただろう。欧州中央銀行の競売は、深刻な信用収縮を軽減するかもしれないが十分ではない。

(2011年12月31日発行 英エコノミスト誌ウエブ版より抜粋して翻訳)

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