日曜日のお楽しみといえば、まずはこちらのビデオをごらん下さい・・・♪
先週久々に行ったパティスリー・ストレールでショッキングなことが・・・
いつものようにどれを選ぼうかとガラスケースのケーキをひとつひとつ見つめていると・・・。
店主がケーキを素手でちょんちょん触りながら移動させてるんです。
美味しそうなケーキたちをおじさんの手でさわるわけです!!
エリザベス女王にイースターのチョコレートを献上したおやぢ(失礼!)がですよ
合間にレジを打ち、お札やらコインやらを触った手でケーキを・・・!!
ショックでしたがどうしても食べたかったし、チョコレートケーキには触ってなかったので買って帰りました。
どうしてこんなにも【食】にこだわり【美食家】のフランス人が、あれだけ洗練されたものを作っても、衛生には気を使うことができないのでしょうか?
パン屋さんでバゲットを買っても、素手でぺたっと触られてしまいます。
もちろんレジを打ちながらね!
歯医者さんもそう、手を洗わずに素手で治療が基本でした。(ケーキやパンならまだいいけど歯医者は勘弁して欲しい。)
フランス人は根っからいい加減なんだなと思うしかなく、ぶつぶつ不満な気持ちいっぱいで家に帰ったのですが・・・。
チョコレートケーキを一口食べたその瞬間、私はとろけてしまいました。。。
陰影が深く、濃厚な味わいのチョコレートは格別な味。
その瞬間、自分はなんてちまちました小さな人間なんだろう、なんて今まで小さなことにこだわっていたんだろう、そんな風にさえ思ってしまいました。。。
全てを忘れさせてしまうような、濃厚な味わいのチョコレートケーキ。
良くも悪くもこれがフレンチスタイルなのね・・・。
1730年から続く、パリ最古のお菓子屋さんのレシピ、時々はずれもあるけど抗えません。
焼きたてのクロワッサンも、悔しいけど絶品。パリでは珍しく日曜日もやっているんです。
ちなみにビデオのインタビュ-に答えている彼は凄くいい人。
私が初めて訪れた2005年以来だいたいいつも店頭にいてフレンドリーな方です。(素手でケーキを触られたことは今のところありませんよ・・・!)
ある時、私が持っているヴィヴィアン・ウエストウッドのバックを見て僕もヴィヴィアン好きなんだよね、って言ってたっけ。気さくな感じでしょ☆
【STOHRER】
51, rue Montorgueil – 75002
メトロ:エティエンヌ・マルセル
コメント