【イスラエル·パレスチナ和平交渉はなぜいつも失敗するのか】パリ警察がバルベス地区のデモを攻撃

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■フランス政府が、イスラエル軍によるパレスチナ暫定自治区「ガザ」への攻撃に反対するデモ活動を禁止しました。

■これに対して、パリ・モンマルトル近くの「バルベス地区」で大規模なデモが行われました。

■本記事では「イスラエル·パレスチナ和平交渉」について解説します。

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【イスラエル·パレスチナ和平交渉はなぜいつも失敗するのか】警察がバルベスのデモを攻撃【催涙ガス】

パリ警察がバルベス地区のデモを攻撃

まずは動画をごらんください。

フランス政府が「ガザ地区の平和」を掲げたデモを禁止したことで、怒りの市民がパリで暴動をおこしました。

バルベス地区に集まったアラブ系フランス市民たちは、口々にイスラエル❗️人殺し❗️と叫びながら大通りを行進。

私がひどいと思ったのは警察がデモを鎮圧するために催涙ガスを使って市民を攻撃した事。

もちろん「催涙ガスや警察の人件費」は、納税者である「わたしたちの税金」で賄われています。 

【中東和平交渉はなぜいつも失敗するのか】イスラエル·パレスチナに平和は訪れるの❓


イスラエル·パレスチナの和平交渉は何の成果も無く終わった。

米国使節はイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相の妥協に驚いていた。

それでもテルアビブへのワシントンからのサポートが失われることはない。

不人気なアッバス議長は、パレスチナの団結を再構築するために「ハマス」(注釈1)をたよって自ら辞任した。

  アラン・グレシュ、2014年6月

和平交渉は「入植地の建設を凍結する」という意思決定から始められなければならない。

しかし我々は、イスラエルの政府組織からそのような決定を得ることはできないと思いあきらめた。

イスラエル紙「イェディオット・アハロノット」の記者で有名なジャーナリスト「ナホム・バルネア」がイスラエル·パレスチナ和平交渉の失敗について取材。

彼からインタビューを受けた米国関係者は次のように続けた。

我々は、イスラエルのネタニヤフ首相が政権を存続させるために入植地での建設を利用しているとは認識していなかった。

入植地での建設を継続することが「和平交渉の成功」を効果的に妨害する結果になるとは思わなかった。

和平交渉が失敗した後でようやく、1400戸の建設(注釈2)が大規模な土地の没収を意味していると学んだ。

アメリカ人はそれを「知らなかった」。

Q: 「和平交渉についてイスラエル人はあまり関心がないようですが、あなた方はそれを知って驚きましたか ? 」 

オバマ政権の関係者は言う。

A: 「はい、驚きました。

イスラエルのモシェ・ヤアロン(Moshe Yaalon)国防相は、ジョン・ケリー米国務長官が唯一求めていることはノーベル賞を獲得することであると言いました。

あなた方イスラエルとパレスチナの為に努めていたわたしたちにとって、それはひどい侮辱でした。」


バルネア記者の取材元は匿名だが、彼は米政府の高官ら全て、とくに2013年7月に再開しオバマ政権の仲介9カ月後に完結するはずだったイスラエル・パレスチナ和平交渉(※3)を監督したマーティン・インディク元国務次官補と通じている。

彼らの主張は、ひとことに要約される。

「私たち(アメリカ人)は知らなかった。」

私たちアメリカ人は、「入植地」が意味する事を知りませんでした。

私たちは知りませんでした。(…)」

【用語解説】イスラエル·パレスチナ問題

1 ハマスとは

ハマスとはイスラム過激派武装勢力。

ハマスの軍事部門は、「手製の兵器を製造してイスラエルに打ち込む」といったゲリラ作戦を続けてきた。

その中で軍事組織として不可欠の統制系統を確立し、公共施設や敵方の策源地の制圧、要人の確保といった個々の目標を組み合わせた。

これに優先順位をつけて漸次達成するという複雑な作戦行動を実行できるまでに成長。

2006年 中東協力センターニュース

2 1400 戸の建設

イスラエル当局は、東エルサレムやその近辺などの入植地で、あらたに1400 戸の住宅を増設する計画を発表。(···)

また、エルサレム市当局は、東エルサレム東北部の「ピスガト・ゼエヴ」入植地に 600 戸のアパートを新設すると発表。

さらに、入植者団体「イェシャ評議会」は、仮にイスラエル政府の許可がなくても、西岸地区の入植地建設を続けると声明。

2008年 Haaretz

3 和平交渉の目標

和平交渉の目標は、「パレスチナ人の独立国家をつくりイスラエルと平和共存させること」

いわゆる「2国家共存」

イスラエルのネタニヤフ首相は、約束されていたパレスチナ人政治犯の釈放を見送った。

これに対しパレスチナ暫定自治政府のアッバース議長は、和平交渉中は控えると約束していた「15の国際条約への加盟申請」へ踏み切っている。

もし加盟が認められれば、「イスラエルによる占領や入植活動の違法性」について、国際法上で訴える道が開ける。

パレスチナ側は、「イスラエルの入植活動は国際法違反で、独立国家の領土を一方的に奪うものだ」と主張。

2014年 NewSphere

パレスチナ国連代表は、パレスチナは15の条約のうち13に5月2を持って正式の加入国となり、今後もその鉾国連関連条約および国際機関への加入手続きを進めていくと語っている。

2014年4月 中東の窓

関連記事 欧州各地でガザ攻撃への大規模抗議デモ、パリでは騒乱も(2014年7月AFP)

最後に

いかがでしたか?

たとえどんな理由があったとしても、「パレスチナで多くの女性や子供がイスラエル軍により虐殺されている事実」は、尋常ではありませんよね。

パレスチナ人の独立国家」が現実になり、イスラエル·パレスチナ間に平和が訪れる日は来るのでしょうか。。。

私たちの生活には直接関係のない遠い国の出来事かもしれません。

「そんなことよりも自分の将来や生活のことを考えたら」って思う人の方が多いかもしれません。

ですが、「なぜ国際社会はこのようなことを許してしまっているのか」あらためて考える必要があると思います。

本日は以上になります。

写真は、パリ近郊のフォンテーヌブロー城(Palais de Fontainebleau)とその庭園、フォンテーヌブロー駅です。

ヴェルサイユ宮殿のような派手さはありませんが、フランスで最も大きな宮殿ですので機会があれば是非一度訪れてみて下さいね。

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