マルセイユで地図を片手にきょろきょろしていると、人のよさそうな女性が必ず声をかけてきて、道を教えてくれたり、一緒にバス停を探してくれたりしてとても助かります。マルセイユの女性はパリとは大分様子が違って、見知らぬ他人にとても親切なようです。
街中でみかけるジプシ-もパリのジプシ-のような眼光の鋭さは無く、狡猾な感じはあまりしませんが油断は禁物だと思い、例えば地元の話好きな女性と雑談をしている間も、自分の持ち物や荷物には常に注意するようにしました。
12時15分ちょうどに到着したバスは、時間に遅れること無く山へ向かって走り出しました。
風光明媚な山並みを20分も走ると、
はるか向こうに海が見えてきました。
バスは岩肌の見える山の中を走り続けて、
時々、また青い地中海の海が見えたかと思うとあっという間に、実際には45分位かかったのですが、景色を眺めているうちに本当にあっという間に終点に着いてしまいました。そこからは人の流れと勘をたよりに歩いて、時々すれ違う人に道をききながら、カシ【Cassis】の港がある小さな海岸にたどりつきました。
うれしいなー、久しぶりの海です!
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