
本記事では「尖閣諸島問題」とオンラインゲーム『ザ・グロリアス・ミッション』(The Glorious mission)について考察します。
【尖閣諸島問題】太平洋諸島周辺で新たな戦い【東京 – 北京間の緊張】

脅しの答弁とひかえめな小競り合い合いが東シナ海のムードを損なっている。
問題となっているのは、日本と中国の双方が領有権を主張する「尖閣諸島/釣魚島」(うおつりしま、うおつりじま)の事だ。

【尖閣諸島を取り戻せ】ビデオゲーム『ザ・グロリアス・ミッション』とは
2013年8月にリリースされたゲーム『ザ・グロリアス・ミッション』(The Glorious mission)に、中国の若者が熱中している。
ゲーム『ザ・グロリアス・ミッション』(The Glorious mission)とは、中国人民解放軍(PLA)との正式なパートナーシップにより開発された初の「戦士シミュレーション」型オンラインビデオゲームだ。
プレーヤーの使命、それは隣国日本にある尖閣諸島(日本)または釣魚島(中国)を奪回することだった。

水陸両方の上陸作戦から艦砲射撃、特殊部隊の市街戦まで、この戦闘ゲームには全てがそろっている。
シナリオライターは、2012年9月から稼動中の新たな中国の空母『遼寧』を戦力に加えて、リアルさにこだわった。
『ザ・グロリアス・ミッション』(The Glorious mission)は広告を使って訴えかける。
日本は盗んだ土地を我々に返還する義務がある!
ゲームプレーヤーは中国軍と一緒に戦い、武器を使って日本人に伝えよう。

尖閣諸島を購入した日本政府と東京都知事
こんな事が許されて良いのだろうか。

中国と日本が「島については触れない」と合意しているにもかかわらず、問題を蒸し返そうとしているのは誰か。
2012年9月11日、「尖閣諸島/釣魚」の3つの島を急いで購入した日本政府だろうか?

島を取得するために国家基金を立ち上げようとして北京を刺激した東京都知事、ナショナリストとして知られる「石原慎太郎」の足元をすくおうとしたのだろうか。

尖閣諸島問題に解決の余地は無く、期待に反する結果となった。
尖閣諸島/釣魚の沖12マイルの領域では、中国船の侵入が増え続けている。
https://www.monde-diplomatique.fr/2014/01/ZAJEC/50020
尖閣諸島の場所はどこ❓
尖閣諸島は、東シナ海の南西部の石垣島や台湾から最も近い場所に位置しています。
2020年現在、石垣市が行政区域として管轄。
1800年代後半には沖縄県の一部とされていましたが、1969年に石油埋蔵の可能性が指摘され、1971年に沖縄が返還されると台湾と中国が「領有権」を初めて主張。
■尖閣諸島パンフレット:尖閣諸島の歴史から現在に至るまでを詳しく知ることができます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/pdfs/senkaku_pamphlet.pdf
最後に

いかかでしたか❓
日本政府は2012年9月11日、尖閣諸島の購入費用として20億5000万円を政府予算から拠出し、尖閣諸島を国有化しました。
が、まさか中国からこんなゲームが発売されていたとは❗️
しかもゲームには安倍首相の国会答弁の様子まで入っています。
肖像権等はどうなっているのでしょう?
日本がもし同じ事をしたら、すぐに国際問題に発展しそうですね。
たかがゲームとはいえ中国軍(PLA)の開発したシュミレーションはとてもリアル。
これにはルモンド・ディプロマティック紙のフランス人記者も驚きを隠せなかったようですね。
本日は以上になります。
※本記事で掲載した写真は南フランスを旅行した時のもので尖閣諸島ではありません。
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