Marianne Faithfull のコンサートが今年の3月、パリのシャトレ劇場でありました。
私にとって今年初のコンサート。あいにく良い席が取れませんでしたが、劇場はとても優雅な雰囲気。
18世紀まで、セーヌ右岸沿いのこの場所にあったのは何と、拷問部屋として使われていた要塞です。シャトレ劇場は、ジョルジュ・オスマン男爵の都市計画の一環として建設され、オペラ座よりも古く、1862年に開場されました。(オペラ座は、1862年7月着工、1875年開場。)
ここでコンサートをすることが、マリアンヌにとって夢だったそう。
マリアンヌは、純白のブラウスに黒いスーツという井出たち。
(写真はアンコールが終わり、ステージから観客に向かって
手を振るマリアンヌ。)
この日一番印象的だったのは、
ストーンズのナンバー《シスターモルフィン》。
お腹の底から歌い上げるマリアンヌのドスのきいた声は劇場十に響き渡り、野生動物の魂の叫びのように聴こえました。マリアンヌのコンサートは、是非もう一度行きたいです。
あの声量なら彼女、まだまだいけます。
22/03/2011
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