ランチを終えて、大聖堂のそばにある観光局へ寄り、1日の予定を立てることにしました。
2日目も、雲はあるものの晴天に恵まれました。
少し名残惜しいですが、大聖堂を後にします。
あまり時間もないので、駅のほうへ戻りバス停へ。バスで向かった私たちの行き先は、モザイクの家メゾン・ピカシェット【Maison Picassiette】。シャルトルの駅前からバスで、10分くらいで着きました。
色とりどりのモザイクでできた、小さな家、なんと、このモザイクは全てお皿の破片で出来ています。この家の壁も、ベッドや椅子さえも、家にあるもの全てがモザイクで覆われています。
ちょうど、バルセロナにあるガウディー公園のモザイクを思わせませんか?
(部屋の中)
この家は、ピカシェットと呼ばれる男性Raymond Isidore氏が、何年もかけてたった1人で創り上げ、生涯ここで奥さんと暮らしたのだとか。
(中央にあるのは、シャルトルの大聖堂。)
この可愛らしいモザイクは、お皿やコップ、ガラス瓶の破片でできているのですが、全て彼が廃棄物処理場から集めてきたものだというから驚きです。また、彼は芸術家や建築家だったわけではなく、本職は近所の墓地の掃き掃除、墓守をしていたというのです。
つまり、陶器やガラス瓶を、お墓の掃除をしながら拾い集めた訳ですね。
小さいながら、たくさんの植物が植えられた庭には、花が咲き乱れ、いつか訪れた事のあるジベル二ーのモネの庭を思い出しました。
シャルトルの旅は、もう少し続きます・・・。
Maison Picassiette
22 rue du Repos – 28000 Chartres
Tél : 02 37 34 10 78
http://www.art-insolite.com/pageinsolites/insopicassiette.htm
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