5月11日ロックダウン解除について知っておきたい10の事【フランスのコロナ】

【フランスのコロナ】5月11日のロックダウン解除について知っておきたい10の事【政府の発表まとめ】■ブログ
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■外出禁止(制限)51日目のパリから、5月11日から段階的に解除されるフランスのロックダウンについて、本日午後に行われたフランス政府の発表を10項目にまとめました。

■100kmを超える移動には証明書が必須、交通機関でのマスクの着用義務化、その他学校の再開など、来週月曜日から段階的に実施される「封鎖解除」の主要措置が発表されました。

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【フランスのコロナ】5月11日のロックダウン解除について知っておきたい10の事

ロックダウンされたパリのオペラ座

【フランス政府の発表まとめ】

  1. 自宅から100km以上の移動には証明書が必要。

    ◇100km以上の移動の証明書◇ 

    月曜日からは、自宅から直線距離にして100kmまで自由に移動できるようになる。
    100km以上の移動には新たな証明書が必要。鉄道駅、航空ターミナル、または高速道路や幹線道路の区間、観光地などでチェックが行われる。

    ◇新たな証明書の発行◇

    この「制限は居住県内から離れる場合にのみ適用される」。居住県内における100キロ以上の移動には制限がない。例えば、マルヌ県で最も遠い2つの地点は、120km以上離れている。
    また、移動が半径100kmを超える場合にも、近日中に紙とデジタルの両方の形式で特定の証明書を利用できるようになる。移動のやむを得ない理由には、不可欠な出張、身内の死、子供や脆弱な両親への付き添い等の条件が付く。

    ただの訪問、娯楽目的の旅行やセカンドハウスへの移動は、やむを得ない理由の範囲内ではないとする。

  2. 公共交通機関ではマスクの着用を義務化。

    公共交通機関では11歳以上の乗客にマスクの着用を義務化。違反者には135ユーロの罰金が課せられる。マスクを入手できなかった人には、国が解除初日に一般市民向けにマスクを配布する。パリを含むイル・ド・フランス地方では、ラッシュアワー時の公共交通機関の利用を「雇用主による証明書を持つ人や、やむを得ない理由がある人(健康上の理由、司法・行政からの召喚、子供の同伴)」に限定される。

    ※証明書をダウンロード→https://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Attestation-de-deplacement-et-de-voyage

    ※ラッシュアワー時とは:6時半-9時、16時-19時

    ◇交通機関の限定的な再開◇

    電車の予約・電車内のマスク着用義務化。
    RATPではラッシュアワー時、一部の市民に対してのみ利用が確保される。違反者には135ユーロの罰金が課される。

    5月11日、フランスは非常に限られた方法で再稼働する。現在7%である地域間トラフィックは、5月11日には30%に増加、今月末までに40%稼働する。それらを利用するためには、定期購入者を含むすべての人に予約が必須となる。また、11歳以上の乗客にはマスクの着用が義務づけられる。

    イル・ド・フランス地方では、月曜日の時点で、公共交通機関が75%以上まで再開。テレワークが主流になることを再認識すること。したがって、イル・ド・フランス地方の公共交通機関へのアクセスは、雇用主による証明書を持っている人、または健康上の理由、司法・行政からの召喚、子供の同伴など、やむを得ない理由がある人のためにラッシュアワー時に限定される。

    最初の数日間は許容される。
    SNCFまたはRATPにかかわらず、マスク、列車の予約や証明書がない場合、135ユーロの罰金が課せられる。

    車内でのマスクについて、国は「解除初日にマスクを入手できなかった人に配布するようにする」。移動証明書が義務付けられる100km以上の距離は、「直線距離」で計算される。

  3. フランスの5万500校のうち「80%~85%」の学校が「5月12日から」開校。

    来週時点で100万人の幼稚園児と小学生を約13万人の教師が迎える。ただし、「赤」に分類された地域は再開できない。「緑」に分類された地域では、5月18日から6年生と5年生の授業復帰が想定されている。

  4. 老人ホームは引き続き封鎖。

    5月11日以降、脆弱な人々に対する強制封鎖はないが「肥満や糖尿病」または「呼吸不全」の疾患を持つ高齢者や病人は、ここ2ヶ月間してきたように、可能な限り厳しい注意を続けるようにと呼びかける。

  5. 図書館・美術館・メディアライブラリーは再開。

    個人で行う屋外スポーツは許可されるが、屋内スポーツ会場は引き続き閉鎖。
    図書館、美術館、メディアライブラリーは再開を許可されるだろう」とし、「バリアジェスチャー」(マスクや手洗い、接触を避けた挨拶、肘の内側で咳をする等の身を守る行為)や物理的な距離を尊重しなければならないと強調。映画館やコンサートホールは閉鎖されたままとし、9月まで5,000人規模のイベントは開催できない。

  6. 県知事の許可を得て、ケースバイケースでの海水浴場や湖の開放が可能。

  7. 今月末までに、聴衆をともなう宗教祭祀の再開が可能になる。

  8. 4万m²以上のショッピングセンターは、パリ地方を除き再開が可能。

  9. 40万社の企業が月曜日から営業を再開。

    5月11日の封鎖解除の初日には、87万5000人を雇用する40万の企業が再開する。再開するのは7万7000軒の美容院、3万3000軒の衣料品店、1万5000軒の花屋、3300軒の本屋であり、社会的・経済的生活の再開を意味する 。

  10. フランス国境は “追って通知があるまで “閉鎖 。

    欧州圏内(EU連合、シェンゲン圏、英国)の国々とのフランスの国境に関する制限は「少なくとも6月15日まで」延長され、欧州圏外の国々との国境は「更なる通知があるまで閉鎖されたまま」…..欧州地域では、衛生・医療状態が許す限り、関係各国と協議の上で、交通規則の段階的かつ秩序ある緩和を行う」としている。

    ◇ 6月15日まで続く国境規制◇

    欧州諸国とは、国境労働者の自由な移動が維持される。また、医療上の非常事態宣言を延長する法案で認められた「フランスに入国するフランス人または外国人のための」14の措置は、「現段階では適用されない」(フランス海外県とコルシカ島を除く)。欧州近隣諸国との国境を越える場合は、「子供の親権や就学に関するもの」や、季節的農業労働者を含む「やむを得ない経済的理由」など、「特定の追加免除が可能となる」。

    フランスの欧州以外の国との国境は「追って通知があるまで閉鎖されたまま」となる。感染の流行が始まって以来、国境閉鎖は原則であり、横断許可は例外とする。

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【フランスのコロナ】ロックダウン解除マップ

エドゥアール・フィリップ首相と閣僚数名らが、5月11日時点で行われる封鎖からの「段階的な」解除に向けた手順を提示しました。ロックダウン解除は、ほぼフランス全土で行われますが一部「制限」があります。

【フランスのコロナ】ロックダウン解除マップ
▲封鎖解除マップ5月7日最新版

制限される4つの地域:

  • イル・ド・フランス (パリがある地域)
  • オー・ド・フランス
  • グラン・テスト
  • ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ

+マヨット(海外フランス県)

これらの地域は、感染流行の進行状況を示す地図上で赤く表示。
海外フランス県のマヨットでは、封鎖解除が5月11日を超えて延期。それ以外の地域はすべて緑色に分類されています。緑色はウイルスが活発ではない地域

パリ近郊からフランス北東部のドイツ国境にかけて、地図が赤くなっていますね。これらの地域に関しては、5月11日以降も監視が必要とされます。赤色の地域では、6月2日まで公園や大学は閉鎖されたまま

【フランスのコロナ】フランス人の行動と声

フランスでは政府がマスク不要論から一転してマスクの義務化に寝返ったことに対し、医療従事者のマスクを確保するために国民に「マスクは必要ない」と言っていたのではないかとして、76%のフランス人が「政府がマスクについて国民をだました」と考えています。

また、5月11日から、フランスの労働人口の52%が工場またはオフィスへ戻り、21%が在宅勤務を継続し、16%が部分的失業にとどまります。(出典:odoxa)

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最後に

この二か月の間に、一度だけどうしても必要があって仕事へ行きました。上の写真は全てその時、撮影したものですが、地域によって人出に大分差がありました。

ロックダウン解除を前に街に活気が戻り始め、街中ではすでにはめをはずす人たちを大勢見かけます。

飲食店の再開はまだ先になりますが、5月に入ってから、パリでは店を開けて再開の準備をするブティック、店頭でテイクアウト販売をするレストランやカフェ、ワインバー、アイスクリーム屋さんなどがかなり見られるようになりました。

それから、5月11日からマスクを忘れて電車に乗ると大変なことになります(135ユーロの罰金!)フランスのみなさんは、くれぐれもマスクを忘れないようにしましょうね。

今回は以上になります。

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