カーン城【Château de Caen】Deauvill④
9月に行ったドーヴィル一泊二日の旅の続きです。
砂浜の広がる北フランスの海を後にして、ドーヴィルから電車で一時間かけてカーンという街へ行ってきました。
乗り換えのリズィユー (Lisieux)駅からは、La Basilique Saint-Thérèse de Lisieux (サント・テレーズ・ド・リジュー教会) が見えました。
(La Basilique Saint-Thérèse de Lisieux)
丸い屋根がパリのサクレクール寺院に似ています。
(左:リズィユー駅、右:オルヌ川)
そしてやって来た、ノルマンディー地域の首府でカルバドス県の県庁所在地カーン(Caen)。
フランスを代表する城下町のひとつ、第二次大戦終盤は激戦地となった所。
(Église Saint-Étienne-le-Vieux de Caen)
のどかな河が流れるものの、県庁所在地だけありいわゆる大都市で、街中には突如歴史的遺産が現れます。
(左:Eglise St-Pierre、右:Le Tour Leroy)
大聖堂の前にそびえるのは中世の城、カーン城。
イングランド王・ノルマン公ウイリアム一世のお城です。
(カーン城)
ウイリアム一世は、11世紀イングランドを征服し、ノルマン朝を開いた現イギリス王室の開祖。
1060年頃に建てられた城というだけあって、城というよりはほとんど壁の塊。(城壁)
約1000年も前に、王達がここでいったいどんなふうに暮らしていたのか、のぞいてみたいもの・・・。
時間があるなら、モネやコロー、クールベ、ルーベンス等の作品を所蔵する併設の美術館【Musée des Beaux-Arts de Caen】がおすすめ。
私たちは城を出て、サンピエール教会へ入り街を後にしました。
(Eglise St-Pierre)
【ACCESS】駅からカーン城への行き方
カーン駅からカーン城のある街の中心までは1,8キロほど距離があるのでトラムで行ったほうが良いかもしれません。
私たちは知らない街の景色を楽しみたかったこともあり、行きは徒歩で散策しつつ、帰りはトラムに乗りました。
【EAT】カーンでの食事
帰りがけにノルマンディーへ来たからには是非ともガレットを・・・ということでクレプリーへ。
私たちがクレープを食べたのは、ラ・フィセルという名前のお店でした。
甘いりんごのお酒ポモーが美味しかったです♪
ノルマンディー地方の名産、シードルとガレット。
シンプルで丁寧に焼かれたガレットに満足して再びパリへ・・・。
La Ficelle, crêperie à Caen
47 Rue de Bernières 14000 Caen
16 septembre 2011
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