たまたま通りかかったので雨宿りも兼ねて、ジャックマール・アンドレ美術館 併設のカフェでお茶しました。
かつての銀行家と画家夫妻 ジャックマール と アンドレ の邸宅に、彼らの収集した美術品が展示されていて、庭に面した当時のダイニングルームが、現在は サロン・ド・テ になっています。
美ししい絵画や調度品に囲まれて、雨がやむのを待ちつつ、ゆったりとした時間を過ごしました。
空を描いた淡い色調の天井画に、気持ちが和みます。
スタッフの対応は、パリでは珍しく親切で丁寧。
コーヒーカップがプラスティック製というのには、一瞬 あれっ と思いましたが、肝心のコーヒーはとてもおいしかった♪
プラスティック製のカップと使い捨て木製スプーンで、上手に経費節約&スタッフの仕事量を減らしているなと感心しました。
パリにいると、ロココな装飾を見慣れますが、このカフェはバカラ美術館内のカフェに並ぶ豪華さかも。
気取らない優雅な空間は一見の価値ありです。
こんな空間に居ると、近代建築というのがどんなに便利だとしても味も素っ気もないものに思えてきます。
今度は時間のある時にでもゆっくりと、美術館の方へ立ち寄ってみたいです♪
■Le cafe Jacquemart-André
158 bd Haussmann 75008 Paris
http://www.musee-jacquemart-andre.com
24/08/2009
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