パリの遺跡☆闘技場 Arènes de Lutèce☆

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パリには至る所に歴史がありますが、ここはお年寄りや近所の人が読書をしていたり、地元の子供たちが遊ぶような何~も無い広場。

紀元1世紀、古代ローマ時代の遺跡 アレーヌ・ド・リュッテス は 5区のモンジュ通り に2000年前から存在する闘技場です。

☆PARIS Diary☆

一見してみると公園のような円形闘技場には、階段状の観客席もあります。

私は最初、 ここでローマ人達はお芝居やコンサート、闘牛を見物したのだろう思いましたが、このすぐ近く ムフタールで生まれ育った友人のパリジャンいわく、ローマ人はこの闘技場に人間と猛獣を放り込んで、人が猛獣に襲われる様子を笑いながら見て楽しんだのだそうです。

確かに、すぐ横には異様に高くて頑丈な鉄柵があり、闘牛などという生易しいものでは無い雰囲気。

☆PARIS Diary☆

古代、セーヌ左岸からこの辺り一体にはローマ人が住み、パリ ( 紀元300年頃までパリは リュッテス・Lutèce と呼ばれていました ) は シテ島 だけでした。

☆PARIS Diary☆

シテ島に住んでいた パリシィ と呼ばれる人たちが今のパリジャンの祖先と考えられていて、この パリシィ がなかなか強かった。
パリへやってきたのは ローマ人 だけでなく、中世初期には北から バイキング たちが船に乗ってセーヌを渡って来ました。
この時、パリシィ は果敢にバイキングを撃退、一歩も シテ島 へ入れなかったそうです。

再び通りへ出るとモンジュ通りの喧騒が、ぽっかりと穴の開いたような忘れ去られた空間で、遠い古代に思いを馳せて過ごした時間を、まるで何も無かったかのようにかき消してしまいます。

映画の中でもよく登場するこの闘技場、小さくて本当に何も無いので観光客は来ませんが、古代の歴史を物語るパリに無くてはならない景色の一部だと思います。

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